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02月22日-01号

  • "特別会計公共下水道事業費予算日程"(/)
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  1. 箕面市議会 2001-02-22
    02月22日-01号


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    平成13年  2月 定例会(第1回)               第1回箕面市議会定例会会議録2月22日(木曜日)◯出席議員    1番  田代初枝君          14番  黒山政之君    2番  牧原 繁君          15番  斉藤 亨君    3番  増田京子君          16番  布 邦夫君    4番  牧野直子君          17番  石田良美君    5番  上島一彦君          18番  上田春雄君    6番  神田隆生君          19番  内海辰郷君    7番  名手宏樹君          20番  牧野芳治君    8番  林 恒男君          21番  北口和平君    9番  二石博昭君          22番  谷 茂男君   10番  西田隆一君          23番  松本 悟君   11番  藤井稔夫君          24番  大越博明君   12番  中川善夫君          25番  八幡隆司君   13番  永田吉治君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名 市長      梶田 功君    教育長     中垣芳隆君 助役      芝 寅勇君    水道事業管理者 清田栄紀君                  監査委員 助役      横尾 巖君            上西利之君                  事務局長                  農業委員会 収入役     寺内 勇君            稲治 昂君                  事務局長 総務部長    奥野三十四君   教育次長    清水朝一君 競艇事業部長  田中征男君    学校教育部長  河野保子君                  生涯学習 市民生活部長  大谷和雄君            清水義雄君                  推進部長 健康福祉部長  仲野 公君    市立病院長   岩田吉一君                  市立病院 都市計画部長  芝山邦雄君            忽那 正君                  事務局長 建設部長    梶田靖彦君    消防長     木村忠利君 出納室長    熊井 稔君    水道部長    平野忠志君◯出席事務局職員 事務局長    中野 豊君    議事課課長補佐 辻 広志君 次長      上野信一君    議事課総括主査 西川和彦君◯議事日程(第1号) 平成13年2月22日 午後1時開議日程第1  会議録署名議員の指名日程第2  会期決定の件日程第3  平成13年度施政及び予算編成方針日程第4  第1号議案  平成13年度箕面市一般会計予算日程第5  第2号議案  平成13年度箕面市特別会計財産区事業費予算日程第6  第3号議案  平成13年度箕面市特別会計競艇事業費予算日程第7  第4号議案  平成13年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算日程第8  第5号議案  平成13年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算日程第9  第6号議案  平成13年度箕面市特別会計介護保険事業費予算日程第0  第7号議案  平成13年度箕面市病院事業会計予算日程第11 第8号議案  平成13年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算日程第12 第9号議案  平成13年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算日程第13 第10号議案 平成13年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算日程第14 第11号議案 平成13年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算日程第15 第12号議案 平成13年度箕面市水道事業会計予算---------------------------------------       (午後1時 開会) ○議長(中川善夫君) ただいまより平成13年第1回箕面市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をいたさせます。事務局長中野 豊君 ◎事務局長(中野豊君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は25名で、議会は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。  (以下報告) ○議長(中川善夫君) 次に、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、議長において3番 増田京子君及び23番 松本 悟君を指名いたします。 次に、日程第2、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月29日までの36日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (“異議なし”の声あり) ○議長(中川善夫君) ご異議なしと認めます。 よって会期は、2月22日から3月29日までの36日間と決定いたしました。 次に、日程第3、「平成13年度施政及び予算編成方針」を議題といたします。 これより市長から施政及び予算編成についての方針を承ることにいたします。市長 梶田 功君 ◎市長(梶田功君) 本日ここに、平成13年度(2001年度)予算案及びこれに関連いたします諸議案をご提案申し上げ、ご審議をお願いするにあたり、当面する市政の運営方針と予算案の概要を申し述べ、議員各位並びに市民の皆さまの温かいご理解とご協力を賜りたいと存じます。 新世紀の幕開けとなる本年は、本市の21世紀のまちづくり指針となる第四次箕面市総合計画の初年度であると同時に、市制施行45周年という記念すべき年であります。 振り返りますと、20世紀は急速に進歩した科学技術によって、かつては想像もできなかった生活の豊かさや利便性がもたらされる一方、科学兵器による悲惨な戦争や深刻な地球環境問題が引き起こされるなど、光と影が交錯した時代でありました。新たな世紀において我々に課せられた使命は、20世紀文明の成果と反省の上に立って、国際社会の協調のもと、それぞれが英知を注ぎ、この21世紀を平和と安定の世紀にすることにあると存じます。 わが国においては、戦後の高度成長を支えてきた社会・経済システムの疲弊が顕在化し、もはや高度成長時代の成功体験に依拠することは望むべくもなく、むしろ各分野における構造改革が迫られているところであります。 また、経済動向をみますと、数次にわたる国の緊急対策により危機的な状況を脱したといわれておりますものの、依然として雇用情勢は厳しく、景気回復の主力である個人消費の冷え込みが続くなど、予断を許さない状況にあります。 さらに、高度情報化や国際化、少子高齢化に代表される社会環境の急激な変化の中、「共有する価値観なき社会」との指摘に象徴されるように、人々の価値観は多様化をたどり、景気の長期低迷による先行きへの不安感とも相まって、変化・改革を指向しながらも安定を求めるなど、ある種のゆらぎを呈していると申し上げても過言ではないと存じます。 こうした不透明な社会情勢ではありますが、私は、過度に悲観することなく未来を信じ、これまで諸先輩が成し遂げてこられた数々の成果を受け継ぐとともに、市民生活のありようや、新しい行政運営のあり方を模索・転換していく絶好のチャンスとしてとらえ、市民を代表されます議員各位のお力添えをいただきながら、市民の皆さまと手をとりあい、このまちに住み、このまちに集うすべての人々が楽しく憩い、安心して暮らすことのできる21世紀に飛躍する「わがまち箕面」の新たな一歩を踏み出してまいる所存であります。 以上の基本認識に基づき、今年度の市政運営に当たりましての基本姿勢について申し述べたいと存じます。 まず第1 に、21世紀に飛躍する箕面のまちづくりについてであります。私は、昨年9月の所信表明におきまして、次世代に誇れる「住みやすく、ずっと住んでいたい“まち”箕面」を創り上げていく決意を申し述べ、その市政運営の基本姿勢として、第1に「市政の継続と安定した発展をめざすこと」、第2に「創造的変革をめざすこと」、第3に「市民協働による箕面らしさの創出」を掲げ、これらを実現していく具体的な方策として、第四次箕面市総合計画を着実に推進していくことを表明いたしました。今後とも、これらを市政運営の基軸に、21世紀を歩む箕面のまちづくりの舵取りを担っていく所存であります。 21世紀は「自治の時代」であると同時に、変化する社会や多様化する市民ニーズに対して、いかに的確な政策を講じていくのかという「政策選択の時代」でもあります。そのためには、市政運営やまちづくりにおいても変化に追随するだけでなく、変化の兆しを敏感にとらえ、現状を変革していこうとする豊かな感性や創造力、そして若いエネルギーが不可欠であります。 今を生きる子どもたちは、未来の主役であり、私たちが先人から受け継いだように、未来を生きる若い人たちに確かな「箕面」を引き継いでいかなければならないと思うのであります。 こうした観点から、第四次箕面市総合計画のリーディングプランである「子育て環境の整備と教育の充実」の実効性をより高めるため、箕面市子ども条例の理念のもと、子ども施策にかかわる推進体制を整備し、箕面市子どもプランに基づく各種施策の展開とともに、学校週5日制の完全実施や様々な教育課題を視野に入れ、現在策定中の箕面市教育改革プログラムを両輪に、箕面のよき伝統を受け継ぎながら、新しい「箕面らしさ」を創造しうる、次代の箕面を担う大切な子どもたちの健やかな成長を期してまいります。 次に、「箕面新都心の整備」につきましては、まちに活力とにぎわいを生み出す新しい都市核の形成をめざし、地権者の皆さまをはじめとする関係者との十分なる協議調整のもと、本年秋頃をめざした進出企業との基本協定に基づく多機能型商業施設の建設誘導や、萱野中央特定土地区画整理事業等の関連施設整備を着実に進めてまいりたいと存じます。 さらに、本市の豊かな自然を象徴する緑豊かで景観にも優れた「山間・山麓部の保全と活用」につきましては、箕面・山麓保全検討委員会において策定される(仮称)山麓保全アクションプログラム基本計画とあわせ、引きつづき山林所有者の皆さまの参画とご協力を得ながら、アクションプログラム行動計画を取りまとめ、里山の自然を利活用する市民との協働による取り組みを進めるとともに、自然緑地指定区域の拡大に努めてまいります。 これら三つのリーディングプランはもとより、施策の実施にあたりましては、人権の尊重と市民生活における安全の確保を基本におき、財政状況を見極めながら、めざすべき将来都市像の実現に向けて全力を傾注してまいります。 次に、社会の変化に柔軟に対応できる市政運営を図るべく、今日的な行政課題であり、総合計画を推進する上でも不可欠な諸事項に関する取り組み方針を以下に申し述べます。 第1に、行財政改革の積極的かつ継続的な推進であります。 本格的な地方分権の時代を迎えたとはいえ、自治体を取り巻く行財政環境はきわめて厳しいものがございます。特に、地方分権の成否を握る地方自主財源の安定した確保策につきましては、第26次地方制度調査会において一定の方向が示され、統合補助金制度が実施されますものの、現行の地方税財政制度の抜本的な課題解決には至っておらず、今後とも市長会等を通じ、制度そのものの見直しについて国に強く要請いたすとともに、議員各位をはじめ、市民各層のご意見を広く承りながら、財政健全化に向け事務事業の見直しをさらに進めてまいります。 また、変化し続ける社会において、行政改革は終わりなき改革であると認識いたしており、平成8年(1996年)に策定いたしました箕面市行政改革大綱を基本に、行政改革推進5カ年計画(案)に基づき順次改革を進め、平成12年度(2000年度)においては、東部市民サービスコーナーの廃止など各種事務事業の見直しとともに、職員給与の削減などを行ってきたところであります。 また、懸案となっておりました業務の民間委託につきましては、平成13年度(2001年度)当初から、可燃ごみ収集業務の一部民間委託をはじめ、スポーツ施設及び市立聖苑の管理運営を委託するとともに、学校給食調理業務につきましても条件が整い次第、順次委託化を進めてまいりたいと存じます。 行財政改革を積極的かつ継続的に進めるため、職員のさらなる意識改革を促すとともに、引きつづき箕面市行政改革推進委員会でのご審議をお願いいたし、適宜、必要な助言を承りながら、不断の努力を続けてまいります。 第2に、組織・機構の再編整備と人事の活性化であります。 約半世紀ぶりに中央省庁が再編されました。そのめざすところは高度経済成長下において肥大化した行政組織をスリム化し、機動的で横断的な体制への再構築にあると存じます。 本市におきましても、新たな行政需要に柔軟に対応し、かつ第四次箕面市総合計画を効率的に推進するため、先の市議会におきまして、箕面市事務分掌条例の改正をご議決いただきましたが、議員各位からの指摘事項につきましては真摯に受け止め、年度当初から体制を整え、円滑な行政執行を図ってまいる所存であります。 また、組織・機構の再編整備とあわせ、職制の見直しとともに資格制度を導入し、職員の知識や技術、能力を最大限に発揮しうる環境を整え、職員の意欲・やる気を引き出し、人事の活性化によって複雑多様化する行政課題に的確に対応するとともに、大学との連携によるインターンシップ制度の活用など、幅広い人材交流も進めてまいります。 第3に、公平・公正な行政執行と行政運営の効率化であります。 一昨年来の教育委員会等における一連の不祥事を契機に、適正な公金管理の徹底や業務におけるチェック体制等の見直しと強化、さらには各種事務マニュアルの整備等を全庁あげて実践しているところでありますが、この間の不祥事を過去のものとすることなく、不断の取り組みを進め、市民に信頼される公平・公正な行政執行に努めてまいります。 また、平成12年度(2000年度)に導入した行政評価により、施策の有効性・事業の効率性を追求するとともに、職員の意識改革やコスト意識を醸成するための職員研修や、顧客主義に基づく民間経営のノウハウを生かした取り組みを強化してまいります。 第4に、地方分権を確かなものにする市民との協働であります。 国との対等関係のもと、自己決定・自己責任に基づく分権型のまちづくりを進める上で、市民協働はきわめて重要な役割を担うものであると認識いたしております。 おりしも本年は、「ボランティア国際年」であります。ボランティアという言葉には「自らの意志で進んで行う」という意味が込められていますが、本市では箕面市社会福祉協議会の地域活動など、様々な分野で市民のボランティア活動が活発に展開されているところであります。 こうした活動との連携はもとより、地方分権の時代にあっては、市民活動・NPOの充実が不可欠であるとの考えのもと、現在、箕面市非営利公益市民活動促進委員会答申「みのお市民社会ビジョン21」の提案内容に基づき、(仮称)市民活動支援センター設立準備会において、支援センターの機能・運営主体等について議論をいただいており、そのご意見も踏まえ、市民主体の活動をより促進できる環境を整えることで、新たな市民協働を実践してまいりたいと考えております。 また、市民協働を進める上で、情報の共有化はその出発点ともいえ、IT(情報技術)革命が進む中、多くの市民がインターネット等を活用できるよう、IT講習会の開催準備を進めているところでありますが、今後の情報通信技術の進展をふまえ、市民サービスの向上策や行政事務の効率化、そして広く情報を双方向で共有できるような地域の情報化をめざし、全庁的な推進体制を整備するなど、その基盤整備を図ってまいります。 次に、予算編成の概要について申し述べたいと存じます。 本年度の財政見通しにつきましては、歳入の根幹であります市税収入が、恒久的な減税の継続実施と個人所得の低下などの影響により、平成9年度(1997年度)以降、減少を続けており、現下の経済情勢を勘案いたしますと、昨年度をさらに下回る見込みであり、今後も厳しい状況が続くものと予想されます。 また、競艇事業におきましては、議員各位のご協力のもと、全国発売競走である「第2回競艇名人戦競走」を開催する運びとなりましたものの、全体的な売り上げの落ち込みもあり、できる限り事業経費を削減することで、一般会計への繰出金として4億円を確保してまいりたいと存じます。なお、今後とも貴重な自主財源を確保するため、競艇事業に対する議員各位のご理解とご支援をお願いするものであります。 一方、歳出におきましては、財政健全化計画(案)に基づく様々な取り組みにより、歳出抑制に努めておりますものの、義務的経費の増大もあり、財政構造の硬直化は、いまだ進行している状況にあります。 以上のような厳しい財政見通しのもと、本年度の予算編成にあたりましては、第四次箕面市総合計画の初年度として、主要な施策を積極的に推進するため、行政評価を活用し事業の必要性や緊急性等の点検及び財源の洗い出しを行うとともに、財政健全化計画(案)で示された視点に立って、事務事業の見直しと再構築を行い、合理的で効率的な財政運営を図っていくことを、予算編成方針といたしました。 これにより、経常経費におきまして、人件費等が昨年度を下回るなど、一定の抑制効果が得られましたものの、予想を上回る市税収入の落ち込みにより、経常収支比率は、98.0 %となった次第であります。 また、可能な限りの事務事業の見直しにより、経費の抑制及び財源の確保に努めてまいりましたが、財源不足は否めず、やむを得ず基金を33億3千万円取り崩し、予算を編成いたしました結果、一般会計      443億 4,300万円      5.2 %減競艇事業会計      798億 7,489万 1,000円  17.7 %減国民健康保険事業会計      84億 2,039万 7,000円   5.0 %増公共下水道事業会計      25億 6,921万 3,000円  13.1 %減牧落住宅団地事業会計         2,398万 1,000円   9.8 %増老人保健医療事業会計      87億 8,466万 3,000円  14.7 %増財産区事業会計      23億 8,525万 3,000円   0.1 %減萱野中央土地区画整理事業会計      17億 9,585万 3,000円   3.9 %増介護保険事業会計      38億 6,985万 5,000円  11.3 %増小野原西土地区画整理事業会計      10億 5,925万 2,000円  275.1 %増病院事業会計      86億 7,673万3,000 円   4.3 %減水道事業会計      39億 7,554万 4,000円   1.2 %増計    1,657億 7,863万 5,000円   9.6 %減となった次第であります。 なお、予算執行にあたりましては、厳正に行うことは当然のことでありますが、状況の変化を見極めて事務事業の適正な執行を図るよう、改めて職員に徹底してまいる所存であります。 次に、本年度の予算編成にあたり、意を注ぎました主要な施策についてご説明申し上げます。 第1に、安心して暮らせるまちづくりについてであります。 まず、保健・医療・福祉施策の総合的推進についてでありますが、保健事業につきましては、これまでの生活習慣改善教室をヘルスアップセミナーとして、対象者自らの健康意識に基づく実践行動を継続できる内容にするとともに、老人福祉センターにおける健康教室の充実や、生涯スポーツ分野における軽スポーツの普及に努めるなど、市民の健康づくりを支援してまいります。 また、地域の医療機関及び本市保健事業等に関する情報を広く市民に提供することを目的に、箕面市医師会・箕面市歯科医師会・箕面市薬剤師会が取り組まれるホームページ開設にかかる経費の一部を補助してまいります。 なお、予防接種の改正に伴う高齢者インフルエンザ予防接種につきましては、高齢者の皆さまの健康保持を図る上で必要なものと認識いたしており、制度内容が明らかにされた時点で、所要の措置を講じてまいる所存であります。 市立病院につきましては、本年7月に開院20周年を迎えますが、今後とも患者サービスの向上と経営の効率化を基本に、本年度においては、一部稼働をめざしたオーダリングシステムの整備とともに、全身用エックス線CT装置を更新してまいります。 また、医薬分業の理念を踏まえ、原則としてすべての外来患者に対して院外処方箋を発行するとともに、地域医療の推進及び患者負担の公平性の観点から、他の医療機関からの紹介状を持たない外来患者に対して特定療養費である初診料加算金のご負担をお願いしてまいります。 さらに、文書料及び個室料に関し、近隣病院との均衡を期すべく所要の改定をいたすとともに、市立病院で行う医療行為等について、今後、倫理的な観点からの検討が望ましいとされる事項の審議に、外部の有識者を含む箕面市立病院倫理委員会を設置し対応してまいります。 子育て支援策につきましては、本年4月から市有施設を改修した保育施設を法泉寺保育園分園として開園し、保育定員の拡大を図るとともに、多様な保育ニーズに対応するため、市内認可保育所全所において、開所時間を早朝30分繰り上げてまいります。 また、昨年11月に施行されました児童虐待防止法に基づき、関係機関の連携会議を開催するとともに市民に対する啓発にも努めてまいります。 児童水遊場につきましては、当面は存続することとし、今後、利用状況の推移や費用対効果を考慮しながら、そのあり方を引きつづき検討してまいります。 高齢者福祉施策につきましては、一人暮らしの高齢者の方を対象に、警備会社による24時間対応の緊急通報システムの整備、並びに痴呆性高齢者の方を対象に、PHS端末機による位置情報サービスを活用した緊急時対応システムを、いきいき安心ネットワーク事業として新たに実施してまいります。 また、要援護高齢者の在宅生活を支援するための介護予防・各種生活支援サービスを引きつづき実施するとともに、はり・きゅう・マッサージ施術費の助成及び訪問理容・美容サービスの充実を図ってまいります。 さらに、要介護認定により要介護4または5と認定された市町村民税非課税世帯の在宅高齢者の方で、一定の要件のもとに過去1年間介護保険サービスを利用されなかった方を介護されている家族に対し、介護慰労金の給付を行うとともに、社会福祉法人による痴呆性高齢者グループホームの整備に対する設備費の一部助成を新たに実施してまいります。 なお、長寿祝金のあり方につきましては、引きつづき箕面市保健医療福祉総合審議会での審議をお願いし、一定の方向性を求めてまいります。 介護保険事業につきましては、市民の皆さまのご理解とサービス提供事業者の協力のもと、おおむね順調に進んでおりますが、今後とも、高齢者の生活実態、介護サービスの利用状況及び介護ニーズの把握に努め、サービスの需給バランスを図りながら、制度の適正な運用に努めてまいります。 また、介護保険サービスを含む保健福祉サービスにかかる苦情・相談解決システム、及び利用者本位の福祉システムの構築に関し、箕面市保健医療福祉総合審議会の助言・提言をいただきながら、具体の検討作業を進めてまいります。 障害者福祉施策につきましては、障害者福祉センターささゆり園を重度身体障害者デイサービス機能を含む施設として、再編整備するための検討を進めてまいります。 また、知的障害・精神障害・痴呆性高齢者など、判断能力が不十分とされる方々の権利擁護を図るため、成年後見制度の積極的な推進を図ってまいります。 さらに、平成14年度(2002年度)から精神障害者福祉に関する事務が大阪府から市町村に移管され、市町村がホームヘルプサービスなどの福祉サービスの実施主体となることから、その円滑な実施に向け、情報の収集や職員の研修をはじめ、適切なサービスが提供できるよう所要の体制を整備してまいります。 次に、身近な生活環境の整備についてでありますが、まず、市立聖苑につきましては、関係各位のご理解とご協力のもと、本年4月1日に開場する運びとなりました。これもひとえに市議会をはじめ、地元自治会の温かいご理解とご協力のたまものと衷心より厚く御礼申し上げます。運営等に関しましては一部民間委託を行ってまいりますが、行政として施設の適正な運用・維持管理に努めるとともに、現火葬場の解体及び霊園整備にかかる所要の調査と工事を進めてまいります。 住宅施策につきましては、住みよいまちづくりを市民と協働して進めるため、地元住民で結成される(仮称)市営住宅まちづくり協議会への支援を行うとともに、引きつづき公的住宅を供給するため、民間活力を活用した借上公営住宅等の建築主の募集を行い、選定物件に関する協議調整等が整えば、所要の予算措置をお願いしてまいりたいと存じます。 公園整備につきましては、里山、竹林の保全など自然環境に配慮し、「平成記念子どもの森事業」として整備を進めてまいりました箕面東公園の工事が完了いたします。園内には子どもたちを対象とした農園も設けており、体験学習や自然観察の場として活用してまいります。 また、既存公園につきましても、子どもたちが楽しく安全に遊べるよう、遊具の重点的な点検整備を行うとともに、市民の皆さまとの協働による公園の適切な維持管理に努めてまいります。 循環型社会への取り組みといたしましては、学校給食から排出される食用油を再生燃料化した、いわゆるバイオディーゼル燃料を、ごみ収集車4台に使用してまいります。 また、小学校等での生ごみの堆肥化とともに、家庭から排出される生ごみの減量・堆肥化を促進するため、これまでの制度に加え、電動式生ごみ処理機購入に対する補助制度を創設してまいります。 さらに、本年4月1日から特定家庭用機器再商品化法が施行されることに伴い、テレビや洗濯機など家電四品目について、適正な排出がなされるよう所要の啓発・指導に努めてまいります。 また、プラスチック分別収集のモデル地区を拡大するとともに、これまでの試行内容を踏まえ、剪定枝や生ごみといった有機廃棄物を焼却処理せずに堆肥化し、有効に活用する仕組みや手法について、本格的な調査研究に着手してまいります。 次に、防災・消防体制等の強化についてでありますが、防災対策につきましては、阪神・淡路大震災の教訓を忘れることなく、大規模災害時に迅速かつ円滑に災害対策活動が行えるよう、豊能地区3市2町の共同による実践的な広域合同防災訓練を、関係機関との連携により実施してまいります。 また、引きつづき地域での防災訓練を実施するとともに、西小学校、北小学校に防災資機材を配備することで、地域防災拠点としての小学校への整備を完了してまいります。 さらに、火災の類焼防止や避難路の確保など、防災対策としての橋梁及び道路の整備を行うとともに、総合的な都市防災構造化対策を推進するため、防災まちづくり計画の策定に着手してまいります。 消防・救急体制につきましては、常備消防力として40メートル級はしご車の分解整備、非常備消防力として粟生外院分団並びに上止々呂美分団の消防ポンプ自動車を更新するとともに、消防水利を確保するため消火栓の充実整備に努めてまいります。 また、引きつづき応急手当普及啓発事業を推進するとともに、救急車両への高度救急資機材の充実並びに救急救命士の養成に努めてまいります。 交通安全対策につきましては、近年著しく交通量が増加している市道才ケ原線における歩行者・通学児童等の安全を確保するため、新たな歩道整備の測量設計に着手するとともに、本年度から供用開始いたします都市計画道路小野原豊中線第1工区における歩行者の安全を図るため、所要の措置を講じてまいります。 第2に、いきいきと暮らせるまちづくりについてであります。 まず、人権尊重のまちづくりについてでありますが、21世紀は「人権の世紀」ともいわれています。昨年の人権行政推進懇話会報告を踏まえた箕面市人権宣言の具体化のあり方、並びに地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律失効後の同和行政のあり方につきましては、継続して検討するとともに、人権施策基本方針に基づくヒューマンコミュニティみのお推進事業を引きつづき実施してまいります。 また、多文化共生社会の実現をめざした箕面市国際化推進計画に基づき、外国人市民が安心して暮らせる地域の国際化を進める事業や、市民主体の国際交流事業等を、箕面市国際交流協会と協働して展開してまいります。 さらに、男女協働参画社会の実現をめざす第3期箕面市行動計画に基づき、推進体制の強化を図りながら、女性市民支援事業を充実し、男女が互いの人格を尊重しあい、いきいきと暮らすことのできる地域社会の実現をめざしてまいります。 次に、学校教育の充実につきましては、心の問題を抱える子どもが増加傾向にあることから、スクールカウンセラーを中学校に加えて、他市に先駆け、小学校にも配置するとともに、深刻化・複雑化する保護者等からの教育相談に適切に対応するため、教育センターにおける相談体制を充実してまいります。 さらに、医学的な立場からの判断・指導が遅滞なく得られるよう、医師会・学校・教育委員会等による教育・医療支援システム会議を設置し、支援体制を強化してまいります。 また、ゆとりの中で生きる力を養い、児童・生徒の個性を伸張する教育施策の一環として、学校教育の活性化を図る学校協議会の設置を進めるとともに、青少年を守る会等の地域活動団体との連携を深めながら、中学校区を単位とした教育コミュニティの形成をめざす地域教育協議会を拡充してまいります。 情報教育を一層推進するため、小学校におけるインターネット対応型コンピュータの整備やインターネットの集中利用に対応できる小・中学校への専用回線の増強・高速化などを図るべく、所要の手続を進めてまいります。 小・中学校の施設整備につきましては、豊川北小学校校舎棟の大規模改修を3カ年計画で着手するとともに、第四中学校の運動場及び屋内運動場の改修工事、並びに豊川南小学校の屋内運動場改修工事、東小学校の校舎及び西南小学校屋内運動場の耐震診断を実施してまいります。 また、これまで未設置であった保健室及び職員室への空調機器の整備につきましては、大規模改修の豊川北小学校を除き、全校で完了いたしてまいります。 さらに、児童・生徒数の減少傾向が続く中で、少人数授業や「総合的な学習の時間」の導入など、授業方法の変化を踏まえ、余裕教室の活用方法を検討してまいります。 子ども施策の充実につきましては、箕面市子どもプランに基づき、すべての子どもたちが健やかに育つよう、地域の教育力を高めるため、「地域で育つ」「地域で育てる」をテーマとした子どもを考えるフォーラムを実施するとともに、公民館などで行っている子育て講座に加え、家庭におけるしつけのあり方や親子のふれあいの大切さについての講演会を、両親そろっての参加を呼びかけ、各市立幼稚園において開催してまいります。 また、平成14年度(2002年度)からの学校週5日制の完全実施にあたって、学校施設の本格開放が円滑に行えるよう、市立全小学校において学校施設開放委員会準備会を設置し、子どもを中心とした地域活動や子ども向け事業などを試行実施するなど、市と市民との協働による子ども施策の展開に努めてまいります。 なお、子ども施策を推進する際に生じる新たな課題に対する具体方策を検討するため、市民及び学識経験者等で構成する研究組織を設置してまいります。 次に、生涯学習と生涯スポーツの振興についてでありますが、生涯学習につきましては、引きつづき「よみがえる作品展」として過去の市民展受賞作品を展示するとともに、平成10年度(1998年度)から実施してまいりました文化財の総合調査が、本年度をもって完了いたしますことから、その成果を今後の文化行政に活用してまいります。 生涯スポーツにつきましては、箕面市スポーツ振興指針に基づき種々の事業を展開するとともに、スポーツ施設の計画的な改修及び市民野球場の改修整備の検討を進めてまいります。 また、市民のスポーツの機会の拡大及び多様化するニーズにきめ細かく対応するため、専門的ノウハウを有する民間事業者にスポーツ施設の管理運営業務を委託してまいります。 さらに、スポーツ施設の予約にかかる利用者の利便性の向上や事務の効率化を図るため、大阪府をはじめ府内13市町が参画するスポーツ施設情報システム、いわゆる「オーパス」の導入を図ってまいります。 なお、IT講習会につきましては、環境の整っている中学校をはじめ、市内公共施設等での実施を予定いたしておりますが、可能な限り、本市の特色を加味してまいりたいと存じます。 次に、自然環境と地球環境の保全についてでありますが、山間・山麓部の保全につきましては、先に申し述べましたように、アクションプログラム行動計画の取りまとめと並行し、保全活動支援組織や行動組織などの組織化を図り、市民との協働によるモデル事業に着手してまいります。 また、学校の杜での継続的な取り組みや、野鳥の森・体験学習の森などにおける市民の森づくり活動を協働して進めるとともに、市内に残された貴重な樹木を新たに保護樹木として指定するため、一般公募を行うなど、身近な自然環境の保全にも取り組んでまいります。 さらに、地元の皆さまにも参加いただき、ワークショップ方式で検討してまいりました「瀬川の湧き水」を利用した親水空間づくりにつきましては、瀬川中公園北側での整備を図ることとし、本年度から設計業務に着手してまいります。 地球環境の保全につきましては、みのおアジェンダ21の会と協働しながら、箕面市地球環境保全行動計画の普及・実践の取り組みを効率的・効果的に推進するとともに、箕面市地球環境保全行動計画子ども版を作成してまいります。 また、市内の河川の水質や大気質等におけるダイオキシン類の調査を行うとともに、環境クリーンセンター周辺におけるダイオキシン類等の環境調査を実施いたし、現状把握に努めてまいります。 次に、健全な消費生活と就労支援策の推進についてでありますが、複雑化・高度化する消費生活相談に適切に、かつ迅速に対応するため、ITを活用した相談体制の強化を図るとともに、資源・環境を大切にする生活様式への転換を促す啓発講座等を実施するなど、市民の健全な消費生活を支援してまいります。 また、高齢者並びに障害者市民の就労機会の創出と就労を支援するため、本年度において(仮称)就労支援センターの建設工事に着手するとともに、シルバー人材センター並びに障害者雇用支援センターへの支援を充実してまいります。 次に、産業活性化策の推進についてでありますが、まず、商業振興につきましては、昨年度の小売商業動態調査をもとに、箕面新都心における商業活動との連携も視野に入れ、既存商業地区における商店街等の活性化と市民の利便性の向上を目的とした商業活性化ビジョンを策定するとともに、箕面商工会議所が行う諸活動への支援と連携を、引きつづき進めてまいります。 観光振興につきましては、観光シーズンにおける、通称箕面ドライブウェイを中心とした府道豊中亀岡線の交通渋滞の緩和と、市内観光の回遊性の向上をめざし、観光と環境の両面から効果的な交通規制のあり方や、利便性の確保策等を検証するため、大阪府をはじめ関係機関と連携し、交通量や観光客の動態調査及び周遊バス運行などの実験的な取り組みを進めてまいります。 また、滝道の活性化を支援するため、物産商組合へのコンサルタントの派遣や空き店舗の活用を関係団体とともに進めてまいります。 さらに、箕面市観光協会との連携による事業を引きつづき実施するとともに、豊能地区3市2町が連携し、点在する観光資源を有機的に結ぶなど、地域の特性を生かした広域観光を推進してまいります。 農業振興につきましては、大阪北部農業協同組合との連携を密にし、地力増進につながり、また心なごむ景観作物でもあるレンゲの植栽農地の拡大を図るとともに、昨年度から始めました箕面産のお米・野菜を市内の学校、保育所給食への利用増を図ってまいります。 また、ふれあい農園の貸し出し区画の拡大とともに、市民の農業体験機会を充実するため、一部費用負担をいただきながら、栽培種目の多品目化を検討してまいります。 第3に、暮らしを支えるまちづくりについてであります。まず、計画的な市街地の整備についてでありますが、本年4月から建築基準法に基づく特定行政庁になることを踏まえ、建築物に関する相談や指導を行う所要の組織を整備するとともに、箕面市まちづくり推進条例と連携したまちづくり施策の強化を図りながら、これまでの画一的な行政指導から地域性を生かした行政指導、安全なまちづくりへの誘導を行うなど、市民の皆さまから信頼される建築行政を進めてまいります。 また、都市計画法の改正に伴い、箕面市都市計画審議会の議決により都市計画決定が可能となりました高度地区の制限内容に関する調査研究を本年度から着手し、その研究結果等を本市のまちづくりに反映してまいります。 桜井駅周辺整備につきましては、これまでの調査検討内容を踏まえながら、都市計画決定に向けた環境づくりと事業化に向けた準備組合への所要の支援を行ってまいります。 小野原西特定土地区画整理事業につきましては、平成16年度(2004年度)の一部まちびらきをめざし、仮換地指定を行い粗造成工事等に着手するとともに、移転補償等の事務を進めてまいります。 彩都:国際文化公園都市につきましては、(仮称)国立厚生科学基盤技術開発研究所の誘致が具体化するなど、まちびらきに向けた取り組みが進展しており、事業の進捗にあわせ事業主体である都市基盤整備公団をはじめ、関係機関との協議調整を進めてまいります。 水と緑の健康都市につきましては、さる1月19日、水と緑の健康都市オオタカ調査委員会から大阪府知事に対し、オオタカ保全方策の提言がなされました。大阪府においては、提言を踏まえながら水と緑の健康都市事業の点検もされるとのことでありますので、大阪府と十分協議調整を図ってまいります。 本市といたしましては、長年の地域課題でありました止々呂美地区既存集落周辺部の整備を進めるため余野川ダム及び国道423号バイパス、第2名神高速道路などの関連事業との整合を見据え、猪名川総合開発協議会並びに地元組織である止々呂美地域まちづくり協議会との協議調整を図りながら、地域整備基本構想案の作成を地元の皆さまとの協働で進めてまいります。 次に、箕面新都心の整備につきましては、基盤整備としての萱野中央特定土地区画整理事業を着実に推進するとともに、ふるさとの顔づくりモデル土地区画整理事業、並びに街づくり総合支援事業にかかる国庫補助採択を受けたことを踏まえ、引きつづき新都心にふさわしい魅力ある道路や公園などの公共空間の整備を進めてまいります。 また、新都心が新御堂筋で東西に分断されることなく一体的な都市核となるよう、東西の区域をつなぐ公共陸橋としてのペデストリアンデッキ及び親水空間などの実施設計を進めてまいります。 さらに、箕面市土地開発公社が先行取得しております事業用地を計画的に買い戻し、まちびらきへの準備を整えてまいります。 次に、公共交通機関の整備についてでありますが、北大阪急行線延伸構想につきましては、大阪府をはじめ関係機関のご協力を得ながら、延伸にかかる基本ルートや構造及び建設費の低減化等の調査・検討を進めるとともに、引きつづき支援組織の拡大・強化を図るなど、早期実現のための対策を講じてまいります。 市内交通の整備につきましては、バス利用者の利便性の向上を図るため、引きつづきノンステップバス導入への補助を行うとともに、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律の趣旨を踏まえ、本市におけるバリアフリー重点整備地区構想の検討に着手してまいります。 また、市民の身近な交通手段となっております福祉バスにつきましては、このほど巡回施設の拡大を図ったところでありますが、市民だれもが自由に乗れる、いわゆる「コミュニティバス」の導入も視野に入れ、引きつづきその充実策を検討してまいります。 次に、道路と都市環境の整備についてでありますが、まず、道路整備につきましては、都市計画道路において小野原豊中線第2工区の測量等に着手するとともに、桜井石橋線並びに止々呂美東西線における用地取得及び関連工事を進めてまいります。 また、大阪府に対し府道豊中亀岡線シンボルロード化の促進を強く要請するとともに、身近なバリアフリーとして市道等における歩道段差の解消に取り組んでまいります。 公共下水道につきましては、止々呂美地区での汚水管整備が完了し、本年4月からの供用が可能となることから、止々呂美地区における水洗化事業を促進するとともに、彩都:国際文化公園都市の建設に関し、事業スケジュールとの調整を図りながら、本市が担当する地区外の公共下水道整備に係る調査・設計を進めてまいります。 また、防災・雨水対策として、半町、瀬川地域の国道171号以南における山手雨水管線の整備を本年度で完了いたしますとともに、西小路地域における浸水対策について、地元との協議調整を進めてまいります。 なお、本年4月から下水道使用料を改定いたし、市民の皆さまの負担が増えますことを踏まえ、より一層の下水道事務の効率化と厳正な事業執行に努めてまいる所存であります。 次に、水道事業の運営についてでありますが、本年4月から水道料金の改定をいたしますが、お客様である市民・利用者のご理解をいただけるよう、サービスの向上と経営の効率化を進めてまいります。 お客様サービスの向上といたしましては、身近なコンビニエンスストアで上・下水道料金をお支払いいただけるシステムの導入を図るとともに、本年が箕面市水道事業の創設50周年にあたることから、水道事業の役割や仕組み等を広くご理解いただけるよう、記念イベントなどを実施してまいります。 また、事業運営にあたりましては、業務体制の徹底した見直しや委託化の促進による給水コストの削減、将来の水需要の推移や市街地整備事業の進捗状況を踏まえ、拡張事業計画を効果的・経済的に見直すなど、引きつづき経営の効率化を進めるとともに、安全・安定・安心な上水道の供給に努めてまいります。 次に、土地開発公社の経営健全化と公共施設整備構想等の具体化についてでありますが、土地開発公社の経営健全化につきましては、国の土地開発公社経営健全化対策を受け、公社保有地の計画的な処分、買い戻しを行うため、現在、総務省並びに大阪府と協議を進めており、手続きが整えば、計画をお示しするとともに、所要の予算措置をお願いしてまいりたいと存じます。 公共施設の整備構想につきましては、旧清掃工場の跡地利用計画を大阪府住宅供給公社との共同研究で進めておりますが、健康増進施設機能に関しましては、箕面新都心の進出企業において、ほぼ研究内容と同様の機能を有した施設が計画されていることから、その推移を見極めた上で具体化の判断をいたしたく、引きつづき市有地の有効活用策ともあわせ、市内における公共施設の整備のあり方について、庁内での検討作業を進めてまいります。 次に、情報施策の推進につきましては、市民サービスの向上を図るため、市ホームページ上から印刷できる申請書類数を増やすとともに、住民基本台帳ネットワークシステム整備と並行し、国における導入計画を踏まえながら、ICカードの導入検討を進めてまいります。 また、本庁舎3階の市議会正副議長室並びに各会派室等に専用回線を設置いたし、議会情報ネットワークシステムの基盤整備を進めてまいります。 さらに、行政情報ネットワークシステムを利用した事務の効率化と迅速化を促進するため、基本となる文書事務の電子化に向けた調査検討に着手するとともに、情報通信技術を最大限活用できる市役所となるよう情報化の取り組みを進めてまいります。 次に、コミュニティ施策と市民活動促進策の推進についてでありますが、コミュニティ施策につきましては、平成14年度(2002年度)当初のオープンをめざし、萱野北小学校区コミュニティセンターの建設工事に着手するとともに、自治会館の改修整備にかかる所要の補助並びに市民主体のまちづくりを支援するため、箕面市まちづくり推進条例に基づく地区まちづくり協議会に対する補助を実施してまいります。 また、全国的に「地域コミュニティの再生」が今日的課題といわれておりますが、本市の特性を生かした地域コミュニティの促進策について、関係団体のご協力をいただきながら、先進地との情報交換などをはじめとし、主体的な調査研究を進めてまいります。 さらに、市民活動を促進するため、先に申し述べました「みのお市民社会ビジョン21」を踏まえながら、市民活動補助金の整理統合による市民活動の促進、及びNPO団体への事業委託に関しましても可能なものから順次実施いたすとともに、箕面文化センターにおいて市民活動支援の拠点を確保することとし、機能及び運営手法につきましては、支援センター設立準備会の検討結果を踏まえて対処してまいりたいと存じます。 以上、新世紀の幕開けとなる平成13年度(2001年度)の施政及び予算編成について、その概要を申し上げた次第であります。 21世紀は「自治の時代」であり、今その「自治力」を高めることを目的に市町村合併が政策的に進められています。本年早々「西東京市」が誕生し、大阪府内の自治体においても合併問題が政策課題として顕在化し、具体の議論が進みはじめています。 市町村合併については、それぞれの地域主権にかかわる問題であり、慎重に対処すべきものと考えておりますが、厳しい行財政環境のもと、多様化・高度化する住民ニーズに的確に対応していくためには、合併問題や広域行政は避けて通れない課題になるものと認識いたしております。 そうした認識のもと、当面は地域主権を堅持しつつ、住民サービスの向上につながる広域連携・広域行政は積極的に推進すべきものと考えており、豊能地区3市2町をはじめ各市町と協調し、広域行政にかかわる共同研究をさらに進めてまいりたいと存じます。 そして、市民を代表されます本市議会との十分なる意思疎通を図り、良好な緊張関係を保ちながら、わがまちを愛する多くの市民の皆さまとともに、限りない未来を信じ、夢を語り合えるまちづくりを進めるため、私に課せられた責務である公平・公正な市政運営に全力を尽くしてまいる所存であります。 本年度予算は、第四次箕面市総合計画の初年度として、市民生活に必要な事業及び当面する課題への対応とともに、明日につながる施策に着手し、これらを市民の皆さまとともに育て、実らせていくという積極的な観点で、厳しい財政状況の中、貴重な基金を取り崩して予算編成を行ってまいりました。すでに、本年度予算にあたり、本市議会各会派からいただきました種々のご要望に対し、十分にお応えすることはできておりませんが、なにとぞご理解を賜りたいと存じます。 ご提案申し上げました予算案及び関係諸議案につきましては、それぞれご上程のつど、関係職員からご説明申し上げますので、なにとぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(中川善夫君) 次に、日程第4、第1号議案「平成13年度箕面市一般会計予算」から日程第15、第12号議案「平成13年度箕面市水道事業会計予算」まで、以上12件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し、以上12件に対してそれぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第1号議案及び第2号議案について総務部長の説明を求めます。総務部長 奥野三十四君 ◎総務部長(奥野三十四君) ただいまご上程になりました第1号議案「平成13年度箕面市一般会計予算」及び第2号議案「平成13年度箕面市特別会計財産区事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第1号議案「平成13年度箕面市一般会計予算」からご説明を申し上げます。 本予算は平成13年度に係る事務事業に要する経費で、まず歳入歳出予算からご説明を申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり443億4,300万円の計上で、前年度と比較いたしまして24億3,100万円、5.2パーセントの減となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款議会費、第1項議会費におきまして、議会運営等に要する経費4億6,376万2,000円の計上でございます。 次に、第2款総務費におきまして55億3,272万5,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして、庁舎管理等に要する経費45億2,269万8,000円の計上、第2項徴税費におきまして、市税の賦課徴収等に要する経費4億9,375万2,000円の計上、第3項戸籍住民基本台帳費におきまして、戸籍住民基本台帳印鑑登録事務等に要する経費3億3,076万6,000円の計上、第4項選挙費におきまして、参議院議員通常選挙等に要する経費1億608万9,000円の計上、第5項統計調査費におきまして、統計調査事務等に要する経費4,077万円の計上、第6項監査委員費におきまして、監査事務等に要する経費3,865万円の計上でございます。 次に、第3款民生費におきまして95億2,211万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項社会福祉費におきまして、通所授産施設等管理運営等に要する経費33億766万7,000円の計上、第2項児童福祉費におきまして、保育所運営等に要する経費28億9,645万1,000円の計上、第3項生活保護費におきまして、生活保護に要する経費10億3,813万円の計上、第4項国民健康保険費におきまして、特別会計国民健康保険事業費への繰り出しに要する経費9億7,775万5,000円の計上、第5項老人保健医療費におきまして、特別会計老人保健医療事業費への繰り出しに要する経費4億9,578万8,000円の計上、第6項災害救助費におきまして、阪神・淡路大震災被災者自立支援等に要する経費1,381万8,000円の計上、第7項介護保険費におきまして、特別会計介護保険事業費への繰り出し等に要する経費7億9,250万5,000円の計上でございます。 次に、第4款衛生費におきまして49億9,039万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項保健衛生費におきまして、健康診査等に要する経費14億398万2,000円の計上、第2項清掃費におきまして、塵芥処理等に要する経費21億7,547万4,000円の計上、第3項市民医療総合施設対策費におきまして、病院事業会計への繰り出し等に要する経費13億1,156万7,000円の計上、第4項上水道費におきまして、水道事業会計への繰り出しに要する経費9,937万6,000円の計上でございます。 次に、第5款労働費、第1項労働諸費におきまして、(仮称)就労支援センター建設工事等に要する経費3億2,165万円の計上でございます。 次に、第6款農林水産業費におきまして1億2,530万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項農業費におきまして、農地施設補修工事等に要する経費1億1,350万2,000円の計上、第2項林業費におきまして、自然保護対策等に要する経費1,180万2,000円の計上でございます。 次に、第7款商工費におきまして1億4,878万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項商工費におきまして、商工業振興等に要する経費1億1,152万7,000円の計上、第2項消費対策費におきまして、消費生活センター運営等に要する経費1,586万2,000円の計上、第3項観光費におきまして、観光事業等に要する経費2,139万5,000円の計上でございます。 次に、第8款土木費におきまして72億7,247万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項土木管理費におきまして、土木事務等に要する経費9億9,667万円の計上、第2項道路橋りょう費におきまして、道路維持補修工事等に要する経費6億9,200万2,000円の計上、第3項河川費におきまして、河川維持等に要する経費1,537万円の計上、第4項都市計画費におきまして、新都心整備事業用地の取得等に要する経費54億6,590万2,000円の計上、第5項住宅費におきまして、市営住宅の維持管理等に要する経費1億252万6,000円の計上でございます。 次に、第9款消防費、第1項消防費におきまして、常備消防等に要する経費13億4,753万5,000円の計上でございます。 次に、第10款教育費におきまして48億890万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項教育総務費におきまして、教育指導等に要する経費8億1,522万4,000円の計上、第2項小学校費におきまして、豊川北小学校施設整備工事等に要する経費11億6,333万2,000円の計上、第3項中学校費におきまして、第四中学校屋内運動場改修工事等に要する経費5億9,338万9,000円の計上、第4項幼稚園費におきまして、幼稚園の管理運営等に要する経費3億6,441万円の計上、第5項社会教育費におきまして、図書館の運営管理等に要する経費14億4,462万8,000円の計上、第6項保健体育費におきまして、第一及び第二総合運動場の管理運営等に要する経費4億2,792万1,000円の計上でございます。 次に、第11款災害復旧費、第1項災害応急対策費におきまして、災害発生等における応急対策に要する経費2,100万円の計上でございます。 次に、第12款公債費、第1項公債費におきまして、市債の元利償還等に要する経費37億3,735万3,000円の計上でございます。 次に、第13款諸支出金、第1項諸費におきまして、土地開発公社への貸し付け等に要する経費60億100万円の計上でございます。 次に、第14款予備費、第1項予備費におきまして5,000万円の計上でございます。 以上で歳出予算総額は443億4,300万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明を申し上げます。 歳出予算総額443億4,300万円の財源措置といたしまして、まず、第1款市税におきまして230億6,500万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項市民税におきまして114億9,300万円の計上、第2項固定資産税におきまして85億9,800万円の計上、第3項軽自動車税におきまして6,500万円の計上、第4項市たばこ税におきまして5億7,500万円の計上、第5項特別土地保有税におきまして3,000万円の計上、第6項入湯税におきまして300万円の計上、第7項都市計画税におきまして23億100万円の計上でございます。 次に、第2款地方譲与税におきまして2億7,000万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項自動車重量譲与税におきまして1億7,000万円の計上、第2項地方道路譲与税におきまして1億円の計上でございます。 次に、第3款利子割交付金、第1項利子割交付金におきまして8億円の計上でございます。 次に、第4款地方消費税交付金、第1項地方消費税交付金におきまして10億円の計上でございます。 次に、第5款ゴルフ場利用税交付金、第1項ゴルフ場利用税交付金におきまして500万円の計上でございます。 次に、第6款自動車取得税交付金、第1項自動車取得税交付金におきまして2億9,000万円の計上でございます。 次に、第7款地方特例交付金、第1項地方特例交付金におきまして10億3,000万円の計上でございます。 次に、第8款地方交付税、第1項地方交付税におきまして4億円の計上でございます。 次に、第9款交通安全対策特別交付金、第1項交通安全対策特別交付金におきまして2,700万円の計上でございます。 次に、第10款分担金及び負担金におきまして3億1,581万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項分担金におきまして、農地施設改修事業費分担金199万4,000円の計上、第2項負担金におきまして、保育料等3億1,382万5,000円の計上でございます。 次に、第11款使用料及び手数料におきまして7億8,858万6,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項使用料におきまして、箕面駅前駐車場使用料等6億2,730万1,000円の計上、第2項手数料におきまして、汚物取扱手数料等1億6,128万5,000円の計上でございます。 次に、第12款国庫支出金におきまして19億2,273万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして、生活保護費負担金等16億3,391万9,000円の計上、第2項国庫補助金におきまして、知的障害者地域生活援助事業費補助金等2億1,871万8,000円の計上、第3項国庫委託金におきまして、国民年金事務費委託金等7,007万2,000円の計上、第4項国庫交付金におきまして、気象観測装置取扱交付金2万4,000円の計上でございます。 次に、第13款府支出金におきまして15億8,249万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項府負担金におきまして、保育所運営費負担金等3億6,506万円の計上、第2項府補助金におきまして、老人医療費補助金等8億5,079万6,000円の計上、第3項府委託金におきまして、参議院議員通常選挙費委託金等7,901万5,000円の計上、第4項府交付金におきまして、府民税徴収事務費交付金等2億8,762万2,000円の計上でございます。 次に、第14款財産収入におきまして3,764万4,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項財産運用収入におきまして、市有建物貸付料等2,793万1,000円の計上、第2項財産売払収入におきまして、不燃物売払収入等971万3,000円の計上でございます。 次に、第15款寄附金、第1項寄附金におきまして、一般寄附金等5,000円の計上でございます。 次に、第16款繰入金、第1項基金繰入金におきまして、都市施設整備基金繰入金等33億3,296万8,000円の計上でございます。 次に、第17款繰越金、第1項繰越金におきまして、前年度繰越金100万円の計上でございます。 次に、第18款諸収入におきまして67億3,055万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金加算金及び過料におきまして、諸税滞納延滞金2,000万円の計上、第2項市預金利子におきまして、金融機関預金利子107万1,000円の計上、第3項貸付金元利収入におきまして、土地開発公社貸付金収入等60億1,827万9,000円の計上、第4項受託事業収入におきまして、工事審査等受託事業収入32万5,000円の計上、第5項収益事業収入におきまして、競艇事業会計繰入金4億円の計上、第6項雑入におきまして、老人保健施設管理費収入等2億9,087万7,000円の計上でございます。 次に、第19款市債、第1項市債におきまして、箕面新都心整備事業債等27億4,420万円の計上でございます。 以上で歳入予算総額は443億4,300万円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費につきましてご説明を申し上げます。 これは第2表にございますとおり、(仮称)就労支援センター建設事業につきまして、総額及び年割額をもってお願いを申し上げるものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明を申し上げます。 これは第3表にございますとおり、箕面市土地開発公社の債務保証ほか5件につきまして、それぞれの期間及び限度額をもってお願いを申し上げるものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明を申し上げます。 これは第4表にございますとおり、一般単独事業債ほか2件につきまして、それぞれの限度額等をもって発行いたしたく、お願いを申し上げるものでございます。 次に、第5条一時借入金につきましてご説明を申し上げます。 これは平成13年度における一時借入金の最高額を15億円といたしたく、お願いを申し上げるものでございます。 次に、第6条歳出予算の流用につきましてご説明を申し上げます。 これは各項の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いを申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第1号議案のご説明といたします。 続きまして、第2号議案「平成13年度箕面市特別会計財産区事業費予算」につきましてご説明を申し上げます。 本予算は、平成13年度に係る財産区の事務事業に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり23億8,525万3,000円の計上で、前年度と比較いたしまして272万3,000円、0.1パーセントの減額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算からご説明を申し上げます。 第1款財産費におきまして23億8,525万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、まず第1項財産費におきまして、各財産区の地元公共事業の積立金等に要する経費19億1,770万4,000円の計上でございます。次に、第2項旧財産区財産費におきまして、旧大字粟生財産区の地元公共事業の積立金等に要する経費4億6,754万9,000円の計上でございます。 以上で歳出予算の総額は23億8,525万3,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明を申し上げます。 歳出予算総額23億8,525万3,000円の財源措置といたしまして、第1款財産区収入におきまして23億8,525万3,000円の計上で、この内訳といたしまして、まず第1項財産区収入におきまして19億1,770万4,000円の計上でございます。次に、第2項旧財産区収入におきまして4億6,754万9,000円の計上でございます。 以上で歳入予算の総額は23億8,525万3,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第1号議案「平成13年度箕面市一般会計予算」及び第2号議案「平成13年度箕面市特別会計財産区事業費予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(中川善夫君) 次に、第3号議案について競艇事業部長の説明を求めます。競艇事業部長 田中征男君 ◎競艇事業部長(田中征男君) ただいまご上程になりました第3号議案「平成13年度箕面市特別会計競艇事業費予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 本予算は、平成13年度の本市営モーターボート競走事業の執行に係る通常開催72日間及びモーターボート競走法施行規則附則第2項第2号の規定による特別開催6日間、合計78日間に加え、ボートピア姫路、ボートピア新開地における場外発売、共通会員制電話投票、G1第2回競艇名人戦競走、及び第45回近畿地区選手権競走の場間場外発売に係る経費、並びにSG等特別競走の場間場外発売の事務の受託に関する関係経費でございまして、第1条歳入歳出予算からご説明申し上げます。 本年度の歳入歳出予算の総額は798億7,489万1,000円で、前年度と比較いたしまして171億5,656万5,000円、17.7パーセントの減額と相なるものでございます。 その内容につきまして歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款競艇事業費におきまして650億7,815万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務費におきまして75億3,323万5,000円の計上で、このうち主なものといたしまして、第1目総務管理費におきまして、本市職員の給与費、住之江競艇運営協議会負担金、全国モーターボート競走施行者協議会負担金等5億5,591万3,000円の計上、第2目企画費におきまして、選手賞金、ファンサービス経費、広告宣伝経費等15億8,079万7,000円の計上、第3目総務開催費におきまして、競艇場施設及びボート・モーター借上料、並びにモーターボート競走法第19条及び同法第20条交付金等53億9,652万5,000円の計上でございます。次に、第2項業務費におきまして575億4,492万4,000円の計上で、このうち主なものといたしまして、第1目業務管理費におきまして、大阪競艇施行者協議会負担金及び住之江競艇施行者協議会負担金等18億5,611万7,000円の計上、第2目労務費におきまして、臨時従事員経費20億6,992万4,000円の計上、第3目業務開催費におきまして、場間場外委託料・専用場外委託料及び勝舟投票券払戻金等536億1,888万3,000円の計上でございます。 次に、第2款諸支出金におきまして143億1,364万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項繰出金におきまして、一般会計繰出金4億円の計上、第2項納付金におきまして、地方財政法第32条の2の公営企業金融公庫納付金及びモーターボート競走法施行規則附則第2項第2号の規定による特別競走拠出金7億7,163万7,000円の計上、第3項交付金におきまして、大阪府都市競艇組合及び新市15市交付金2億5,440万円の計上、第4項競艇事業運営基金費におきまして、競艇事業運営基金積立金100万円の計上、第5項受託事業費におきまして、第11回グランドチャンピオン決定戦競走、第48回全日本選手権競走、第16回新鋭王座決定戦競走、第15回女子王座決定戦競走及び第37回鳳凰賞競走の場間場外発売の事務の受託に伴う勝舟投票券払戻金等関係経費128億8,661万2,000円の計上でございます。 次に、第3款予備費におきまして4億8,308万3,000円の計上でございます。 以上で歳出予算の総額は798億7,489万1,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額798億7,489万1,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款競艇事業収入におきまして665億8,233万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項勝舟投票券売上収入におきまして、勝舟投票券売上金等662億765万4,000円の計上、第2項入場料収入におきまして、入場料1億80万円の計上、第3項雑入におきまして、勝舟投票券払戻金端数切捨金収入、勝舟投票券払戻金時効収入及び臨時従事員社会保険料返還金等2億7,387万6,000円の計上でございます。 次に、第2款財産収入、第1項財産運用収入におきまして、競艇事業運営基金運用収入100万円の計上でございます。 次に、第3款繰越金、第1項繰越金におきまして、前年度繰越金1億円の計上でございます。 次に、第4款諸収入、第1項受託事業収入におきまして、場間場外発売に係る売上金、返還金及び場間場外発売に要する諸経費の委託金等131億9,156万1,000円の計上でございます。 以上、歳入予算の総額は798億7,489万1,000円と相なるものでございます。 次に、第2条一時借入金につきましてご説明申し上げます。 これは平成13年度における一時借入金の最高額を6億円といたしたく、お願い申し上げているものでございます。 次に、第3条歳出予算の流用につきましてご説明申し上げます。 これは、各項間の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、ご議決いただかずに流用できる内容について定めているものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、第3号議案「平成13年度箕面市特別会計競艇事業費予算」のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中川善夫君) 次に、第4号議案から第6号議案について健康福祉部長の説明を求めます。健康福祉部長 仲野 公君 ◎健康福祉部長(仲野公君) ただいまご上程になりました第4号議案「平成13年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」、第5号議案「平成13年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算」及び第6号議案「平成13年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第4号議案「平成13年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成13年度に係る箕面市国民健康保険事業の運営に要する経費でございまして、まず歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり84億2,039万7,000円で、前年度と比較いたしまして4億205万6,000円、5.0パーセントの増額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款総務費におきまして1億4,465万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして1億500万4,000円の計上で、これは職員9名分の人件費及び診療報酬明細書点検事務等、一般事務の執行に要する経費でございます。次に、第2項徴収費におきまして3,918万7,000円の計上で、これは国民健康保険料の賦課徴収事務等に要する経費でございます。次に、第3項運営協議会費におきまして46万6,000円の計上で、これは本市国民健康保険運営協議会の事務に要する経費でございます。 次に、第2款保険給付費におきまして54億4,580万8,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項療養諸費におきまして49億1,935万円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る療養給付費等の支払いに要する経費でございます。次に、第2項高額療養費におきまして4億4,585万7,000円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る高額療養費の支給に要する経費でございます。次に、第3項移送費におきまして20万円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る移送費の支給に要する経費でございます。次に、第4項出産育児諸費におきまして5,700万円の計上で、これは出産育児一時金の支給に要する経費でございます。次に、第5項葬祭諸費におきまして1,911万円の計上で、これは葬祭費の支給に要する経費でございます。次に、第6項精神・結核医療給付費におきまして429万1,000円の計上で、これは被保険者の精神・結核医療に係る保険給付の支払いに要する経費でございます。 次に、第3款老人保健拠出金、第1項老人保健拠出金におきまして23億2,339万5,000円の計上で、これは、本市国民健康保険被保険者のうち老人保健法の適用を受ける被保険者の医療給付に要する経費及び老人保健の事務に要する経費に対する拠出金でございます。 次に、第4款介護納付金、第1項介護納付金におきまして3億9,492万1,000円の計上で、これは、本市国民健康保険被保険者のうち、介護保険第2号被保険者の適用を受ける被保険者に係る納付金でございます。 次に、第5款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金におきまして6,706万円の計上で、これは高額医療費共同事業に要する経費でございます。 次に、第6款保健事業費、第1項保健事業費におきまして2,845万6,000円の計上で、これは健康家庭の表彰、医療費通知及び疾病予防の活動等に要する経費でございます。 次に、第7款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金におきまして1,410万円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る保険料の過誤納付金の還付に要する経費でございます。 次に、第8款予備費、第1項予備費におきまして200万円の計上でございます。 以上で歳出予算の総額は、84億2,039万7,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算の総額84億2,039万7,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款国民健康保険料、第1項国民健康保険料におきまして28億3,745万3,000円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る国民健康保険料でございます。 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料におきまして57万7,000円の計上で、これは国民健康保険料の督促手数料等でございます。 次に、第3款国庫支出金におきまして24億1,068万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして24億867万9,000円の計上で、これは一般被保険者に係る保険給付費及び老人保健医療費拠出金に係る療養給付費等国庫負担金でございます。次に、第2項国庫補助金におきまして200万1,000円の計上で、これは保険者に対する財政調整交付金でございます。 次に、第4款療養給付費交付金、第1項療養給付費交付金におきまして13億5,016万5,000円の計上で、これは退職被保険者等に係る保険給付費等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。 次に、第5款府支出金、第1項府補助金におきまして3,533万円の計上で、これは国民健康保険事業助成補助金及び老人医療等の公費助成事業の実施に伴う波及補助金等でございます。 次に、第6款連合会支出金、第1項連合会補助金におきまして2,000円の計上で、これは介護保険第2号被保険者に係る国民健康保険料の収納率低下に伴う収納対策給付金等でございます。 次に、第7款共同事業交付金、第1項共同事業交付金におきまして6,705万円の計上で、これは高額医療費共同事業に係る交付金でございます。 次に、第8款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして9億7,775万5,000円の計上で、これは保険基盤安定、職員給与費等、出産育児一時金、財政安定化支援事業費、その他国民健康保険料負担緩和対策等に対する一般会計からの繰入金でございます。 次に、第9款繰越金、第1項繰越金におきまして100万円の計上で、これは前年度繰越金でございます。 次に、第10款諸収入におきまして7億4,038万5,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。次に、第2項雑入におきまして7億4,038万4,000円の計上で、これは一般被保険者及び退職被保険者等に係る交通事故等の第三者行為による損害賠償金及び社会保険等への加入による資格喪失後受診に係る返納金等でございます。 以上で歳入予算の総額は84億2,039万7,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明申し上げます。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願い申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、第4号議案のご説明といたします。 続きまして、第5号議案「平成13年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は平成13年度に係る箕面市老人保健医療事業の運営に要する経費でございまして、まず、歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり87億8,466万3,000円で、前年度と比較いたしまして11億2,796万5,000円、14.7パーセントの増額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款総務費、第1項総務管理費におきまして6,252万1,000円の計上で、これは職員4名分の人件費及び一般事務の執行に要する経費でございます。 次に、第2款医療諸費、第1項医療諸費におきまして87億2,164万円の計上で、これは医療給付費、医療費の現金給付及び診療報酬明細書の審査支払いに要する経費でございます。 次に、第3款諸支出金、第1項償還金におきまして2,000円の計上で、これは支払基金、国及び府への交付金等の返還に要する経費でございます。 次に、第4款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で歳出予算の総額は87億8,466万3,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算の総額87億8,466万3,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款支払基金交付金、第1項支払基金交付金におきまして61億1,265万4,000円の計上で、これは医療費交付金及び審査支払手数料交付金でございます。 次に、第2款国庫支出金におきまして17億4,068万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして17億3,810万1,000円の計上で、これは医療費負担金でございます。次に、第2項国庫補助金におきまして258万6,000円の計上で、これは事務費補助金でございます。 次に、第3款府支出金、第1項府負担金におきまして4億3,452万6,000円の計上で、これは医療費負担金でございます。 次に、第4款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして4億9,578万8,000円の計上で、これは市負担分に係る一般会計からの繰入金でございます。 次に、第5款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度繰越金でございます。 次に、第6款諸収入におきまして100万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金及び加算金におきまして2,000円の計上で、これは不正利得徴収に係る延滞金及び加算金でございます。次に、第2項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。次に、第3項雑入におきまして100万4,000円の計上で、これは交通事故等の第三者行為による損害賠償金等でございます。 以上で歳入予算の総額は87億8,466万3,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第5号議案のご説明といたします。 続きまして、第6号議案「平成13年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成13年度に係る箕面市介護保険事業の運営に要する経費でございまして、まず歳入歳出予算からご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり38億6,985万5,000円で、前年度と比較いたしまして3億9,296万7,000円、11.3%の増額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款総務費におきまして1億6,565万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項総務管理費におきまして9,404万3,000円の計上で、これは非常勤職員1名の報酬、常勤職員8名分の人件費のほか、一般事務の執行に要する諸経費、及び大阪府国民健康保険団体連合会への負担金等でございます。次に、第2項徴収費におきまして599万5,000円の計上で、これは第1号被保険者に係る保険料の賦課徴収事務に要する経費でございます。次に、第3項介護認定審査会費におきまして6,561万2,000円の計上で、これは、本市介護認定審査会の運営及び認定調査等に要する経費でございます。 次に、第2款保険給付費におきまして36億8,367万円の計上で、この内訳といたしまして、第1項介護サービス等諸費におきまして34億8,801万8,000円の計上で、これは要介護者に係る居宅及び施設サービス給付費等の支払いに要する経費でございます。次に、第2項支援サービス等諸費におきまして1億2,274万3,000円の計上で、これは要支援者に係る居宅サービスの給付費等の支払いに要する経費でございます。次に、第3項その他諸費におきまして770万円の計上で、これは大阪府国民健康保険団体連合会に委託して行う保険給付の審査及び支払いに要する経費でございます。次に、第4項高額介護サービス等費におきまして6,520万9,000円の計上で、これは要介護者に係る高額介護サービス費の支払いに要する経費でございます。次に、第3款財政安定化基金拠出金、第1項財政安定化基金拠出金におきまして1,798万3,000円の計上で、これは大阪府に設置されております大阪府財政安定化基金に対する本市拠出金でございます。 次に、第4款基金積立金、第1項基金積立金におきまして1,000円の計上で、これは箕面市介護保険給付費準備基金条例に基づき、本年度の余剰金を積み立てるための経費でございます。 次に、第5款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金におきまして55万1,000円の計上で、これは第1号被保険者に係る保険料の還付金等でございます。 次に、第6款予備費、第1項予備費におきまして200万円の計上でございます。 以上で歳出予算の総額は38億6,985万5,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算の総額38億6,985万5,000円に対する財源措置といたしまして、まず、第1款保険料、第1項介護保険料におきまして4億9,780万3,000円の計上で、これは第1号被保険者に係る介護保険料でございます。 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料におきまして1,000円の計上で、これは保険料の督促手数料でございます。 次に、第3款国庫支出金におきまして8億8,908万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項国庫負担金におきまして7億3,673万1,000円の計上で、これは要介護、要支援者に係る介護給付費等に対する国庫負担金でございます。次に、第2項国庫補助金におきまして1億5,235万6,000円の計上で、これは介護給付費等に対する調整交付金及び介護認定審査会等に対する事務費交付金でございます。 次に、第4款支払基金交付金、第1項支払基金交付金におきまして12億1,560万7,000円の計上で、これは要介護、要支援者に係る介護給付費等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。 次に、第5款府支出金、第1項府負担金におきまして4億6,045万7,000円の計上で、これは要介護、要支援者に係る介護給付費等に対する府負担金でございます。 次に、第6款財産収入、第1項財産運用収入におきまして1,000円の計上で、これは箕面市介護保険給付費準備基金の運用収入でございます。 次に、第7款繰入金におきまして8億679万7,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項他会計繰入金におきまして7億8,667万8,000円の計上で、これは要介護、要支援者に係る介護給付費等に対する市負担金及び職員給与費等相当分、並びに特別対策に伴う保険料軽減分に対する一般会計からの繰入金でございます。次に、第2項基金繰入金におきまして2,011万9,000円の計上で、これは介護給付費準備基金からの繰入金でございます。 次に、第8款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度繰越金でございます。 次に、第9款諸収入におきまして10万1,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項延滞金加算金及び過料におきまして1,000円の計上で、これは第1号被保険者の滞納保険料に係る延滞金でございます。次に、第2項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。次に、第3項雑入におきまして9万9,000円の計上で、これは被保険者に係る交通事故等の損害賠償金等の第三者納付金及び非常勤職員等の雇用保険料に係る個人負担金でございます。 以上で歳入予算の総額は38億6,985万5,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明申し上げます。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願い申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第4号議案「平成13年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」、第5号議案「平成13年度箕面市特別会計老人保健医療事業費予算」及び第6号議案「平成13年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中川善夫君) この際、暫時休憩いたします。     (午後2時53分 休憩)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     (午後3時15分 再開) ○議長(中川善夫君) これより休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、第7号議案について市立病院事務局長の説明を求めます。市立病院事務局長 忽那 正君 ◎市立病院事務局長(忽那正君) ただいまご上程になりました第7号議案「平成13年度箕面市病院事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、予算第2条に定めます業務の予定量でございますが、病床数350床、年間患者数、入院11万7,530人、外来25万720人、1日平均患者数、入院322人、外来1,023人を予定いたしております。 主要な建設改良事業につきましては、オーダリングシステム整備事業費として5億3,359万5,000円を計上するものでございます。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額といたしまして、収入76億2,859万7,000円、支出77億2,681万2,000円の計上で、その内容につきまして、支出予定額からご説明申し上げます。 第1款病院事業費用、第1項医業費用におきまして74億2,767万3,000円の計上で、これは職員の給与費、診療に要する材料費及び病院の維持管理に要する経費等でございます。次に、第2項医業外費用におきまして2億5,337万7,000円の計上で、これは企業債に係る支払利息等でございます。次に、第3項介護サービス事業費用におきまして2,576万2,000円の計上で、介護サービス事業の訪問リハビリテーションに係る職員の給与費、診療に要する材料費及び事業に要する経費等でございます。次に、第4項予備費におきまして2,000万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置といたしまして、収入予定額につきましてご説明申し上げます。 第1款病院事業収益、第1項医業収益におきまして65億8,367万7,000円の計上で、これは入院収益、外来収益及び室料差額等に係る収入でございます。次に、第2項医業外収益におきまして10億1,915万8,000円の計上で、これは受取利息及び一般会計からの負担金、補助金等でございます。次に、第3項介護サービス事業収益におきまして2,576万2,000円の計上で、これは訪問リハビリテーション収入及び一般会計からの負担金でございます。 以上、本年度の収益的収入及び支出におきまして、差し引き9,821万5,000円の財源不足と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額といたしまして、収入5億3,377万4,000円、支出9億4,992万1,000円の計上で、その内容につきまして、支出予定額からご説明申し上げます。 第1款資本的支出、第1項建設改良費におきまして7億6,362万7,000円の計上で、これは、オーダリングシステム整備事業に伴いますシステム開発委託及び端末機等購入に要する経費、並びに固定資産購入費等でございます。次に、第2項企業債償還金におきまして1億8,411万4,000円の計上で、これは病院事業に係る企業債の本年度分償還元金でございます。次に、第3項貸付金におきまして168万円の計上で、これは修学資金貸付金でございます。次に、第4項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置といたしまして、収入予定額につきましてご説明申し上げます。 第1款資本的収入、第1項企業債におきまして5億3,350万円の計上で、これはオーダリングシステム整備事業に充当する企業債でございます。次に、第2項負担金におきまして27万2,000円の計上で、これは一般会計からの介護サービス事業に係る負担金でございます。次に、第3項固定資産売却代金におきまして1,000円の計上でございます。次に、第4項諸収入におきまして1,000円の計上でございます。 以上、本年度の資本的収入及び支出におきまして、差し引き4億1,614万7,000円の財源不足と相なるものでございますが、この不足額につきましては、過年度分の損益勘定留保資金をもって補てんしようとするものでございます。 次に、第5条継続費におきまして、平成13年度から平成17年度までの5カ年、総額3億円をもって、耐用年数が経過いたしました医療機器の更新及び整備を行うものでございます。 次に、第6条におきまして、本年度におけるオーダリングシステム整備事業に係る企業債の借入限度額を5億3,350万円として、借入条件等を定めようとするものでございます。 次に、第7条におきまして、資金の効率的な運用を行うための一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第8条におきまして、予定支出の各項の経費の金額の流用につきまして、各項に計上した職員給与費に係る予算額に過不足を生じた場合において、それぞれ流用することができることを定めるものでございます。 次に、第9条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費40億714万3,000円、交際費28万円を定めるものでございます。 次に、第10条におきまして、一般会計から補助金及び負担金として受け入れる額を、医業繰入金11億6,161万4,000円と、介護サービス事業繰入金773万円との合計額11億6,934万4,000円と定めるものでございます。 次に、第11条におきまして、本年度内におけるたな卸資産の購入限度額を、12億3,014万8,000円と定めるものでございます。 次に、第12条におきまして、本年度における重要な資産の取得といたしまして、診療の用に供する医療機器として全身用X線CT装置一式、低温プラズマ滅菌装置一式の購入をそれぞれ予定いたしているものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、第7号議案「平成13年度箕面市病院事業会計予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中川善夫君) 次に、第8号議案及び第9号議案について都市計画部長の説明を求めます。都市計画部長 芝山邦雄君 ◎都市計画部長(芝山邦雄君) ただいまご上程になりました第8号議案「平成13年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算」及び第9号議案「平成13年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第8号議案「平成13年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成13年度に係る萱野中央特定土地区画整理事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり17億9,585万3,000円の計上で、前年度と比較いたしまして6,703万4,000円、3.9パーセントの増額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算より款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款土木費、第1項都市計画費におきまして17億8,696万9,000円の計上で、そのうち主なものといたしましては、職員10名の給与、宅地造成等工事、水道管敷設工事負担金、建物等移転補償などに要する経費でございます。 次に、第2款公債費、第1項公債費におきまして838万4,000円の計上で、これは借入金の償還金及び償還利子でございます。 次に、第3款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で歳出予算の総額は17億9,585万3,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額17億9,585万3,000円の財源措置といたしまして、まず第1款国庫支出金、第1項国庫補助金におきまして2億4,580万円の計上で、これは土地区画整理事業に係る国庫補助金でございます。 次に、第2款府支出金、第1項府補助金におきまして3,150万円の計上で、これは土地区画整理事業に係る府補助金でございます。 次に、第3款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして6億9,125万円の計上で、これは一般会計からの繰入金でございます。 次に、第4款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度からの繰越金でございます。 次に、第5款諸収入におきまして8億2,000万2,000円の計上で、この内訳といたしましては、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。第2項受託事業収入におきまして8億2,000万円の計上で、これは国道423号改良工事受託事業収入でございます。第3項雑入におきまして1,000円の計上で、これは非常勤職員の雇用保険料個人負担金でございます。 次に、第6款市債、第1項市債におきまして730万円の計上で、これは萱野中央土地区画整理事業債でございます。 以上で歳入予算総額は17億9,585万3,000円と相なるものでございます。 次に、第2条地方債におきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、一般公共事業債730万円の限度額をもって、市債の発行をお願い申し上げるものでございます。 続きまして、第9号議案「平成13年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本会計は、小野原西土地区画整理事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり10億5,925万2,000円で、前年度と比較いたしまして7億7,688万7,000円、275.1パーセントの増額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算より款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款土木費、第1項都市計画費におきまして10億5,854万2,000円の計上で、そのうち主なものといたしましては、職員8名の給与、宅地造成等工事、建物等移転補償などに要する経費でございます。 次に、第2款公債費、第1項公債費におきまして21万円の計上で、これは借入金の償還金利子でございます。 次に、第3款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で歳出予算の総額は10億5,925万2,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額10億5,925万2,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款国庫支出金、第1項国庫補助金におきまして1億7,500万円の計上で、これは土地区画整理事業に係る国庫補助金でございます。 次に、第2款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして2億6,484万9,000円の計上で、これは一般会計からの繰入金でございます。 次に、第3款繰越金、第1項繰越金におきまして1,000円の計上で、これは前年度からの繰越金でございます。 次に、第4款諸収入、第1項市預金利子におきまして1,000円の計上で、これは金融機関預金利子でございます。第2項雑入におきまして1,000円の計上で、これは非常勤職員の雇用保険料個人負担金でございます。 次に、第5款市債、第1項市債におきまして6億1,940万円の計上で、これは小野原西土地区画整理事業債でございます。 以上で歳入予算総額は10億5,925万2,000円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費につきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、小野原西土地区画整理事業において、平成13年度より平成18年度までの継続費をお願い申し上げるものでございます。 継続費の総額といたしまして、103億1,888万2,000円とし、所要の年割額を定めるものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明申し上げます。 これは第3表にございますとおり、公用車管理事業につきまして、平成13年度から平成18年度まで、157万5,000円を限度額としてお願い申し上げるものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明申し上げます。 これは第4表にございますとおり、一般公共事業債1,370万円、地域開発事業債6億570万円、計6億1,940万円の限度額をもって市債の発行をお願い申し上げるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第8号議案「平成13年度箕面市特別会計萱野中央土地区画整理事業費予算」及び第9号議案「平成13年度箕面市特別会計小野原西土地区画整理事業費予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中川善夫君) 次に、第10号議案及び第11号議案について建設部長の説明を求めます。建設部長 梶田靖彦君 ◎建設部長(梶田靖彦君) ただいまご上程になりました第10号議案「平成13年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算」及び第11号議案「平成13年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、第10号議案「平成13年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成13年度に係る本市の公共下水道の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり25億6,921万3,000円の計上で、前年度と比較いたしまして3億8,578万2,000円、約13.1パーセントの減額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款衛生費におきまして14億9,048万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項下水道管理費におきまして、職員19名の給与、下水道施設の維持管理及び萱野汚水中継ポンプ場施設の維持管理費等に要する経費5億9,987万1,000円の計上、第2項下水道事業費におきまして、汚水及び雨水の管渠築造工事、並びに猪名川及び安威川流域下水道事業費負担金等に要する経費8億9,061万1,000円の計上でございます。 次に、第2款公債費、第1項公債費におきまして、公共及び流域下水道事業債の元利償還金等に要する経費10億7,823万1,000円の計上でございます。 次に、第3款予備費、第1項予備費におきまして50万円の計上でございます。 以上で歳出予算額は25億6,921万3,000円となるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。 歳出予算総額25億6,921万3,000円に対する財源措置といたしまして、第1款分担金及び負担金、第1項負担金におきまして、公共下水道事業費受益者負担金294万3,000円の計上でございます。 次に、第2款使用料及び手数料におきまして14億4,942万2,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項使用料におきまして、下水道使用料等14億4,937万5,000円の計上、第2項手数料におきまして、責任技術者登録手数料等4万7,000円の計上でございます。 次に、第3款国庫支出金、第1項国庫補助金におきまして、公共下水道事業費補助金1,100万円の計上でございます。 次に、第4款財産収入、第1項財産運用収入におきまして、水洗便所改造資金貸付基金運用収入34万8,000円の計上でございます。 次に、第5款繰入金、第1項他会計繰入金におきまして、一般会計繰入金8億1,391万1,000円の計上でございます。 次に、第6款繰越金、第1項繰越金におきまして、前年度繰越金10万円の計上でございます。 次に、第7款諸収入におきまして738万9,000円の計上で、この内訳といたしまして、第1項市預金利子におきまして、金融機関預金利子10万円の計上、第2項雑入におきまして、消費税還付金等728万9,000円の計上でございます。 次に、第8款市債、第1項市債におきまして、公共及び流域下水道事業債2億8,410万円の計上でございます。 以上で歳入予算の総額は25億6,921万3,000円と相なるものでございます。 次に、第2条地方債につきましてご説明申し上げます。 これは第2表にございますとおり、公共下水道事業債1億5,490万円、流域下水道事業債1億2,920万円の限度額をもって発行いたしたく、お願い申し上げるものでございます。 次に、第3条一時借入金につきましてご説明申し上げます。 これは、平成13年度における一時借入金の限度額を1億5,000万円といたしたく、お願い申し上げるものでございます。 引き続きまして、第11号議案「平成13年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算」につきましてご説明申し上げます。 本予算は、平成13年度に牧落住宅団地事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり2,398万1,000円の計上で、前年度と比較いたしまして213万3,000円、約98パーセントの増額となっております。 次に、その内容につきまして歳出予算から款を追ってご説明申し上げます。 まず、第1款土木費、第1項住宅費におきまして、職員1名分の給与及び本住宅の維持管理並びに事務執行、及び牧落住宅団地施設整備基金への積立金に要する経費2,388万1,000円の計上でございます。 次に、第2款予備費、第1項予備費におきまして10万円の計上でございます。 以上で歳出予算額は2,398万1,000円となるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明を申し上げます。 歳出予算総額2,398万1,000円に対する財源措置といたしまして、第1款使用料及び手数料におきまして2,161万8,000円の計上で、その内訳といたしまして、第1項使用料におきまして、本住宅60戸の住宅使用料及び駐車場使用料等2,161万7,000円の計上、第2項手数料におきまして、市営住宅駐車場使用承諾証明手数料1,000円の計上でございます。 次に、第2款財産収入、第1項財産運用収入におきまして、牧落住宅団地施設整備基金運用収入1,000円の計上でございます。 次に、第3款繰入金、第1項基金繰入金におきまして、牧落住宅団地施設整備基金からの繰入金236万円の計上でございます。 次に、第4款繰越金、第1項繰越金におきまして、前年度繰越金1,000円の計上でございます。 次に、第5款諸収入、第1項市預金利子におきまして、金融機関預金利子1,000円の計上でございます。 以上で歳入予算の総額は2,398万1,000円となるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第10号議案「平成13年度箕面市特別会計公共下水道事業費予算」及び第11号議案「平成13年度箕面市特別会計牧落住宅団地事業費予算」の提案理由とその内容のご説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中川善夫君) 次に、第12号議案について水道部長の説明を求めます。水道部長 平野忠志君
    ◎水道部長(平野忠志君) ただいまご上程になりました第12号議案「平成13年度箕面市水道事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 まず、予算第2条の業務の予定量でございますが、給水戸数は5万5,425戸、年間総配水量は1,561万8,500立方メートル、1日平均配水量は4万2,790立方メートルを予定いたしております。主要な建設改良事業でございますが、拡張事業におきまして2億4,482万4,000円、新営改良事業におきまして2億8,582万3,000円、北部水道創設事業におきまして9,078万4,000円のそれぞれの計上でございます。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入32億7,961万4,000円、支出31億3,438万円の計上で、その内訳につきまして、支出予定額からご説明申し上げます。 第1款水道事業費用、第1項営業費用27億7,645万2,000円、第2項簡易水道営業費用3,157万1,000円の計上は、受水費、動力費、水道施設の維持管理費、職員給与費等の事業運営費及び配水管移設等工事費、固定資産の減価償却費等でございます。次に、第3項営業外費用3億1,800万4,000円の計上は、企業債の支払利息、消費税及び地方消費税等でございます。次に、第4項特別損失335万3,000円の計上は、過年度損益修正損等でございます。次に、第5項予備費500万円の計上でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置として、収入予定額につきましてご説明申し上げます。 まず、第1款水道事業収益、第1項営業収益29億1,477万8,000円、第2項簡易水道営業収益2,070万8,000円の計上は、水道料金等の給水収益、各受託工事に係る受託工事収益及び手数料等その他の営業収益でございます。次に、第3項営業外収益3億4,412万7,000円の計上は、口径別納付金、一般会計からの補助金、下水道使用料徴収業務等の受託事業収益及び預金利息等でございます。次に、第4項特別利益1,000円の計上は、固定資産売却益でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額におきまして、差し引き1億4,523万4,000円の黒字と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額といたしまして、収入3億3,960万1,000円、支出8億4,116万4,000円の計上で、その内容につきまして、支出予定額からご説明申し上げます。 まず、第1款資本的支出、第1項建設改良費6億3,015万円の計上は、第五次拡張事業及び新営改良事業に係る配水管敷設工事費、負担金工事費、職員給与費等の事業運営費、並びにメーター等の固定資産購入費、北部水道建設費でございます。 次に、第2項企業債償還金2億1,101万4,000円の計上は、上水道事業に係る企業債の本年度分償還元金でございます。 以上、これら支出予定額に対する財源措置として、収入予定額につきましてご説明申し上げます。 まず、第1款資本的収入、第1項企業債1億1,980万円の計上は、第五次拡張事業に充当する企業債でございます。次に、第2項工事負担金1億2,901万6,000円の計上は、開発者等からの依頼により本市が施行いたします配水管敷設等に伴う工事負担金、及び国際文化公園都市共同溝関係負担金等でございます。次に、第3項固定資産売却代金1,000円の計上は、固定資産の売却代金でございます。次に、第4項繰入金127万1,000円、第5項国庫補助金4,539万2,000円、第6項出資金63万5,000円、第7項借入金494万8,000円、第8項創設負担金3,853万8,000円は、それぞれ北部水道の水源確保に要します費用の財源として計上いたすものでございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額におきまして差し引き5億156万3,000円の財源不足と相なるものでございますが、この不足額につきましては、当年度分損益勘定留保資金3億5,181万6,000円、建設改良積立金5,200万4,000円、減債積立金8,000万円、並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,774万3,000円をもって補てんしようとするものでございます。 次に第5条におきまして、平成13年度自動車賃借につきまして、平成13年度から平成18年度までの期間で、限度額195万6,000円をもって債務負担行為の設定をお願いいたすものでございます。 次に第6条におきまして、第五次拡張事業に係る企業債の借入限度額を1億1,980万円とし、借入条件等を定めようとするものでございます。 次に第7条におきまして、資金の効率的な運用を行うための一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。 次に第8条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費7億6,587万6,000円、及び交際費20万円を定めるものでございます。 次に第9条におきまして、一般会計から補助金及び繰入金として受け入れる額を、9,379万3,000円と定めるものでございます。 次に第10条におきまして、たな卸資産の購入限度額を3,417万4,000円と定めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第12号議案「平成13年度箕面市水道事業会計予算」の提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中川善夫君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明2月23日から3月5日まで11日間議案調査のため休会し、3月6日午前10時より本会議を再開いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (“異議なし”の声あり) ○議長(中川善夫君) ご異議なしと認めます。 よって明2月23日から3月5日まで11日間休会し、3月6日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。     (午後3時50分 散会)--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                箕面市議会議長    中川善夫                箕面市議会議員    増田京子                箕面市議会議員    松本 悟...